2025年– date –
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命を見つめるまなざしに触れる ― ブラック・ジャック展(福岡アジア美術館)訪問記
美術館・博物館
福岡アジア美術館で開催されていた「ブラック・ジャック展」を訪れました。あまりの展示の濃さに、気づけば4〜5時間も滞在していました。展示されている原画には、紙からあふれ出すような熱量が込められており、ひとつひとつに引き込まれました。 ブラック... -
九州本土最南端・佐多岬を訪問|鹿児島の絶景スポットで味わう夕日と開聞岳
観光
桜島フェリーから始まる佐多岬までのアクセス 鹿児島県の佐多岬を訪れました。ここは、九州本土最南端に位置する絶景スポットです。鹿児島市内からはまず桜島フェリーで桜島に渡り、そこから車で約2〜3時間のドライブが始まります。海沿いの道路を進んでい... -
雄川の滝を歩いて観光|アクセス・駐車場・遊歩道の所要時間まとめ
観光
鹿児島県南大隅町にある雄川の滝を訪れました。 エメラルドグリーンの美しい滝壺で知られるこの滝ですが、私が訪れた日はダムの放流が行われており、水量の多い力強い姿を見ることができました。 雄川の滝へのアクセスと所要時間 雄川の滝は鹿児島県南大隅... -
【展覧会レビュー】特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」|江戸のカリスマプロデューサーの真髄に触れる
美術館・博物館
東京国立博物館・平成館で開催中の特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」を鑑賞しました。江戸の出版界で圧倒的な存在感を放った蔦屋重三郎の仕事や人間像を、浮世絵や版本などを通してたっぷりと体感できる展覧会です。 想像以上に心を動かさ... -
鹿屋航空基地史料館レビュー:過去と現在、“国を守る”ということ
美術館・博物館
鹿児島県鹿屋市にある「鹿屋航空基地史料館」を訪れました。 ここは、旧日本海軍の航空隊基地としての歴史を持ち、現在は海上自衛隊の基地としても運用されている場所です。史料館では、戦時中の記録から現在の自衛隊の活動まで、幅広い視点で“国を守る”と... -
特別展「古代DNA-日本人のきた道-」訪問レビュー:私たちはどこから来たのか?
美術館・博物館
国立科学博物館(東京・上野)で開催されている特別展「古代DNA-日本人のきた道-」を訪れました。 この展覧会では、近年急速に進展している古代DNA研究を通して、「現代の日本人がどこから来たのか」「どのようなルーツを持つのか」を、科学的視点からひ... -
ミロ展訪問レビュー:わからないという魅力
美術館・博物館
絵はわからなかった。でも、心は晴れていた 東京・上野で開催中の「ミロ展」を訪れました。正直に言って、絵そのものの意味はあまりよくわかりませんでした。抽象的な線や形、鮮やかな色彩。解説を読んでも、「そういうことなのか」と納得しきれるわけでは... -
維新ふるさと館訪問レビュー:人を育てることの価値
美術館・博物館
幕末の立役者たちに出会える場所 鹿児島市にある維新ふるさと館を訪れました。西郷隆盛や大久保利通など、明治維新の立役者たちの足跡をたどることができる歴史施設です。 展示や映像が充実していて、単なる歴史の流れを追うだけでなく、現代にも通じる多... -
上村松園展 鑑賞レビュー:松園が描く内面の美
美術館・博物館
大阪中之島美術館で開催中の上村松園展を訪れました。ただ美しいだけではない、松園の絵と生き方に心を動かされた一日でした。 たおやかさの奥にある、静かな強さ ぱっと見は「きれいな美人画」に見える松園の作品たち。しかしよく見ると、目の奥に光る芯... -
計画的偶発性理論について考える: 偶然を味方につけるキャリア戦略
気づきと視点
偶然がキャリアを左右する?「計画的偶発性理論」とは キャリアの8割は偶然で決まるという「計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)」があります。 これは、人生における重要な転機や意思決定の多くが、事前に計画されたものではなく、予期せぬ...