『1万回生きたネコが教えてくれた幸せなFIRE』を読了しました。この本は、ただFIRE(Financial Independence, Retire Early)を目指すのではなく、本当の幸せについて考えるきっかけを与えてくれました。
どう幸せになるか
FIREという概念は近年注目されています。早期リタイアを目指し、経済的自立を達成することは、多くの人にとって憧れの的です。私もぼんやりとFIREを夢見ていましたが、この本を読んで、自分がどう幸せになれるのかを真剣に考える必要があると感じました。
本書では、FIREを達成しても多くの人が虚無感を感じ、幸福感を維持できないことが紹介されています。これは、私たち人間が社会とのつながりや自己実現感を求める生き物であるためです。経済的な自由を手に入れても、それだけでは本当の満足感を得られないことが多いのです 。
FIREを目指すこと自体は悪いことではありません。しかし、重要なのはその先に何を見据えているかです。自由な時間をどう過ごすのか、どんな活動に従事するのか、そしてそれが自分にとってどれだけの意味を持つのかを考えることが不可欠です。
やりたい仕事
本書を通じて、自主的に自分がやりたいと思う仕事を選択することの大切さを学びました。FIREを達成するために単にお金を貯めるだけではなく、その過程で何を学び、どんなスキルを身につけるかが重要です。また、FIRE後に自分がどんな活動をしているのか、その活動が自分にとってどれだけの価値を持つのかを考えることが必要です 。
FIREを目指す過程で得られるものについても考えてみました。経済的な自由だけでなく、その過程で得られるスキルや知識、人とのつながりなども大切です。FIREを目指すことは、単なる経済的な目標ではなく、人生の質を向上させるための手段であるべきだと感じました。
まとめ
『1万回生きたネコが教えてくれた幸せなFIRE』は、FIREを目指す人にとって非常に示唆に富んだ一冊です。経済的な自由を得るだけでなく、自分自身の幸せについて深く考えることができる本書を、繰り返し読んで自分に落とし込んでいきたいと思います。
この本を通じて、私はFIREを目指す上での新しい視点を得ることができました。FIREを目指すことは、単なる経済的な目標ではなく、自分の人生を豊かにするための手段であることを忘れないようにしたいと思います。
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