ブログを書き続けていると、ときに「ネタが思いつかない」「なんとなくやる気が出ない」と感じることがあります。いくら好きなことを書いていても、日々の忙しさや気分によって思うように筆が進まないこともあります。
そんな中で出会ったのが、ヒトデさんの『「書くこと」で理想の暮らしを手に入れる』という一冊でした。タイトルの通り、「書くこと」が人生を変える力を持っている――そのメッセージが、自分の中に静かに、でも確かに響いてきました。
コントロールできる目標に集中するという考え方
本書で特に印象的だったのが、「コントロールできる目標と、できない目標を分けて考える」という視点です。PVやSNSのフォロワー数といった成果は、どうしても気になるものですが、自分の力だけで左右できません。
それよりも、
- 最低週2本ブログを書く
- 1日1時間ブログに向き合う
といった、自分の行動次第で確実に達成できる目標に集中することで、気持ちがブレずに済むと気づかされました。小さな積み重ねが、長く続ける力になる――この考え方は、今後もブログを続けていくうえで大きな支えになりそうです。
好きなことを記録することの意味
私は今、読書、美術館巡り、旅先での発見など、自分の好きなことや考えていることを記録するような形でブログを書いています。好きなことを綴ることで自分自身の視野も少しずつ広がっていく感覚があり、それがブログを続ける一番の原動力になっています。
「誰かの役に立つ」という視点を持つ
本書を読んで、もう一つ強く印象に残ったのが、「収益化を目指すのであれば、誰にどんな価値を届けるのかを意識する必要がある」という考え方です。
これまで私は、自分の好きなことを記録する形でブログを続けてきました。しかし、将来的に収益化を目指すなら、それだけでは足りません。誰にとって、どのようなベネフィットになるのか――そうした視点を持って書くことの大切さに気づかされました。
たとえば、美術館に行った体験を「どこが見どころか」「どう楽しめばいいのか」といった視点でまとめることで、これから訪れる人にとって役立つ情報になるかもしれません。自分の経験を、誰かの一歩を後押しする「価値」に変えていく意識を、これからはより強く持っていきたいと思いました。
理想の暮らしに向けて、書き続ける
今はまだ、ブログは趣味であり、習慣のひとつです。ですが将来的には、ブログを通じて収益を生み、自分の世界を広げていきたいと考えています。
会社という枠にとらわれすぎず、好きなことや得意なことを活かして、自分らしい選択肢を増やしていく。そのために、これからも「書くこと」と向き合いながら、自分のペースで歩んでいきたいと思いました。
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