鹿児島県歴史・美術センター黎明館

博物館

鹿児島に旅行に行きました。
鹿児島市城山町の鹿児島城本丸跡にある、鹿児島県歴史・美術センター黎明館を訪れた際のことをお話しします。

多様な展示

鹿児島の歴史や民族にまつわる展示だけではなく、薩摩焼や鹿児島にゆかりのある画家の作品といった美術品も展示されています。

鹿児島にまつわる多様な展示を観ることができる博物館です。

展示内容

1F
旧石器時代から現代までの歴史にまつわる展示を時代を追って観ることができます。
鹿児島といえば明治維新が有名ですが、それぞれの時代にも興味深い展示があるのだと思いました。

2F
歴史や民族についての展示です。
特に明治維新において、薩摩藩が重要な役割を果たし、活躍する人材を多く輩出してきたことを改めて学ぶことができました。
素晴らしい人材を生み出す鹿児島の風土・文化や教育システムの素晴らしさを感じました。

3F
絵画や薩摩焼などの鹿児島にまつわる美術品が展示されています。
さらに企画展示室では1年に4回、様々な企画展が行われています。
私が訪れた時は鹿児島出身の女性画家である有馬さとえ展が開催されていました

有馬さとえ展

有馬さとえは、女性画家が珍しい時代に画家の人生を貫いた方です。
絵自体も非常に素晴らしかったのですが、画家としての生き方や言葉がより印象に残りました。


私が特に印象に残った言葉を紹介します。

父母様にささげます

あなたは誰です
私です
みすぼらしい私です
私は、たった一つ私です
貴重な貴重な私です
たった一つの大事な私なのです

消えても私は私でした

有馬氏は画家にとって重要な目を守るためにテレビを使用せずにラジオで情報を得ていたようです。

そのように画家としての自分を大切にしているからこそ出た言葉であると感じました。

所要時間や見どころ

想像以上に広いため、鑑賞に2~3時間は必要だと思います。

鹿児島の歴史や偉人についての展示、鹿児島にゆかりのある美術品を鑑賞することができ、鹿児島について非常に多くのことを学ぶことができます。

周辺に西郷隆盛の銅像、西郷洞窟、西郷隆盛終焉の地などの観光地も多くあることから鹿児島観光の1つとして訪れることをお勧めします。

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