国立科学博物館

博物館

ミュージアム巡りが好きになったきっかけで国立科学博物館と説明しましたが、
今回はその科博について詳しくお話ししたいと思います。

膨大な展示

国立科学博物館は2.5万以上の展示からなる国内最大規模の総合科学博物館です。
恐竜の化石や動物のはく製、宇宙や日本の科学技術の歴史まで幅広い分野について深く学ぶことができます。

様々な展示から研究員やスタッフの方々の展示への熱意を感じることができます。
科博が持つ膨大な展示物はまさに地球の宝であり、それを未来へつなげる重要性について考えさせられます。

魅力的な特別展

科博では年に2~3回特別展が開催されています。
「恐竜展」のような人気のテーマから「毒」や「海」といった漠然としたテーマで毎回全く異なる展示を楽しむことができます。

私が1番印象に残っている特別展は、2022年に科博で行われた「化石ハンター展」です。
1922年に古生物学者のロイ・チャップマン・アンドリュースが大規模な調査隊を編成し、ゴビ砂漠の探検を始めました。
それからちょうど100年経ったことを記念して開催された企画展でした。

アンドリュース氏の生き方が非常に印象的でした。
床磨きでもよいから働きたいと言って博物館での仕事を始める行動力や、
調査で訪れた現地の人や文化に溶け込む能力の高さが成功の要因の一つになりました。

アンドリュース氏は日本にも滞在したことがあり、滞在中に日本語を習得したため、日常会話には困らなかったそうです。

「行動しなければ幸運を引き当てることはできない」ということが強く心に残りました。

私の1番好きな展示

私が1番好きな展示は動物のはく製です。
科博のはく製の多くは、ハワイの実業家であるワトソン.T.ヨシモト氏から寄贈された「ヨシモトコレクション」の一部です。
現在では調査困難な地域で収集した学術的価値の高い標本も含まれています。
地球館3階の展示室では、圧巻のはく製のコレクションを眺めることができます。

また、日本館にもはく製があります。
日本館の2階には口之島牛のはく製が展示されています。

口之島牛は
現在日本で飼育されている牛は西洋品種と交配が行われています。

所要時間や鑑賞ポイント

常設展だけでも展示が多いため、3時間は必要だと思います。
特別展と併せて鑑賞すると丸一日過ごせます。

様々な分野の展示があるため、科学に興味のない方や苦手意識のある方にも何か一つは刺さる展示が見つかると思います。

また、訪れるたびに毎回新たな気づきや学びが得られることも科博の魅力の一つだと思います。

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