大阪中之島美術館で開催されているテート美術館展に行きました。
「光」という壮大なテーマであったため、
時代も形態も幅広い作品を見ることができました。
中世から現代までの光が描く作品を見ることで
光の無限の可能性を感じることができました。
印象に残った言葉
テート美術館展の音声ガイドは俳優の板垣李光人さんでした。
優しくて温かい声が光をテーマにした作品によく合っていました。
その音声ガイドの中で印象に残ったのが
「自然の光こそすべての母である」
と言った、ジョン・コンスタブルの言葉です。
光があるからこそ世界に色が付き、私たちの世界を包み込んでくれる
ということを表した素敵な表現だと感じました。
印象に残った作品
私が印象に残った作品は図録の表紙になっている
ジョン・ブレッドの「ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡」です。
展覧会HPにも載っている作品ですが、実物は想像以上に素晴らしかったです。
空と海と光というシンプルな構造であるため、光の美しさがより際立っていました。
光の多幸感が1枚の絵で表現されており、非常に豊かな気持ちになりました。
まとめ
私の好きな印象派のモネやシスレーの作品や
普段はあまり見ることのない現代アートまで堪能することができました。
私たちの日常生活に光はありふれていて当たり前の存在ですが、
今回のテート美術館展を通じて、光の美しさ・重要性を改めて感じました。
中之島美術館はさまざな展覧会が開催されているようなので、
また訪れたいと思います。
次回は特別展「モネ連作の情景」が開催されるのでまた訪れたいと思います。
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